カトリックについて

カトリック教会は、本質的特徴として、一・聖・公(普遍)使徒継承の教会と呼ばれます。

  • 教会は一つである
    教会は、その源から一つです。すなわちその創立者から一つです。人となられた神の御子イエス・キリストが「道・真理・生命」となって私たちに残して下さった、教会だからです。

  • 教会は聖である
    教会は創立者、聖なるキリストに結ばれ、聖化されます。 私たちの罪深い心が癒され、 神の子に相応しい者と変えられて行くのです。

  • 教会は公(普遍)である
    「カトリック」という言葉は、「普遍」という意味です。 これを文字通りに訳せば、「すべてに及ぶ」 もしくは「すべてを含む」という意味です。教会は二つの意味で普遍です。まず、教会のうちにキリストが現存されるので、普遍です。更に、キリストによって教会は、全人類に派遣されているからです。

  • 教会は使徒継承である
    教会が使徒継承であるのは、使徒たちの上に建てられたからです。使徒たちはキリストご自身によって選ばれ、 宣教に派遣された証人です。 カトリック教会は、この使徒たちの働きによって、建てられ、教えられ、導かれて来たのです。「永遠の牧者であるあなたの羊の群れをお見捨てにならず、使徒を通して守り、御子の代理者と定められたこの牧者を通し、いつも私たちを治められます。」(『ローマ・ミサ典礼書』使徒の叙唱)

感謝の祭儀

カトリック教会ではミサのことを「感謝の祭儀」とも呼ばれます。パンとぶどう酒のしるしによって聖変化された御聖体を頂き、キリストの死と復活を記念して救いの恵みを感謝する祭儀のことをいいます。

ミサには洗礼を受けていない方でも、自由に参加することができます。ただし洗礼を受けていない方は御聖体を頂くことは出来ません。聖体拝領の列に並び、司祭の前で手を合わせて頭を少し垂れて祝福を頂いてください。

カトリックの洗礼を希望する方は、準備の為の勉強会などがありますので、神父様までお申し出ください。入門式のあと、大人の場合には洗礼式、堅信式を同時に行い、子どもの場合には洗礼式のあと、適時年齢になった時点で準備をして初聖体、堅信式を行います。

典礼行事

年間の主日のほか、次のような典礼行事が定められ亀有教会でも大きな行事となっています。

[待降節・降誕節]

待降節は12月25日より4週前の日曜日から始まり、クリスマス(降誕祭といいます)までの準備の期間になります。この頃に教会の飾付や馬小屋の準備などが行われます。亀有教会では12月24日の19:00から「主の降誕夜半ミサ」を行い、ミサ後にクリスマスパーティ(予定)を行っています。ミサの時間が変更の場合は事前にお知らせいたします。 翌25日には「主の降誕日中ミサ」を午前9:30から行います。

降誕祭から年末年始を経て1月上旬「主の公現」までが降誕節となります。 亀有教会でも12月31日夜中から日付が変わる頃までに深夜ミサを行い、翌1月1日には「神の母聖マリア」の祭日を祝うミサが行われます。

[四旬節]

「灰の水曜日」から復活の主日(復活祭)までの40日間を四旬節といいます。この間は特別な犠牲を捧げる期間でもあります。亀有教会では四旬節中に黙想会や共同回心式が行われます。またミサ後に「十字架の道行きの祈り」を一同で唱えます。

[復活節]

復活節は復活の主日(復活祭、イースター)から聖霊降臨の主日の50日間を復活節としてお祝いします。
復活祭の前日である復活徹夜祭のミサには洗礼式を行うことが多く、信徒の皆さんと共に喜びを分かち合います。
また復活祭前日にはマリア会でゆで卵を作り、きれいにラッピングされた復活の卵が準備されます。 復活祭は午前9:30からミサが行われ、その中で祝別された復活の卵を皆さんに配ります。 その後テーブルを外に出して皆でパーティを行い、復活の主日を共にお祝いいたします。

奉仕

教会では典礼奉仕者として、侍者、聖書朗読、オルガン奏者などをお願いしています。 その他、委員会各部による活動や教会で行われる冠婚葬祭など、皆さんにご協力を頂いております。